OKサトウタナカ

その時々の興味あることを節操なく書き綴っていきます。

未来からの前借りを、やめましょう。

 6次産業、林業ガール、耕作放棄地TPPなど、農業を中心とした第一次産業が生き方を含めて注目を集めている。調べていくと、新規就農は土地が余っているのに想像以上に大変らしい。もちろん、就農して食っていくのは至難の業。各分野の人が「儲かる農業」のモデルを模索しているが、そうは簡単に見つからない。とはいいつつも、時間はどんどん過ぎていき、農業の担い手がゼロになってもおかしくないほど産業の足腰は弱っている。農薬や化学肥料を使う慣行農業を続ければ、土地がやせ細り、100年先には農業そのものがなくなってしまうのうではないか。そこで、立ち上がったのが「野菜推進企業 株式会社坂ノ途中」だ。京都を中心に有機野菜や無農薬野菜をリアル店舗とインターネットで販売。そして、新規就農者の支援に力を入れている。彼らの作る野菜を積極的に買って販売することで、アルバイトなしの生活を送り自立してほしいからだ。面白いのは、アフリカのウガンダでごまの有機栽培を実践しようと計画中で、すでに東アフリカに支社を設立している。

 有機野菜の販売や宅配の企業は大小を問わず乱立している。もちろん、スーパーや商店街に産直ショップが目立つようになってきた。けどね、このコピーを読んだら、ここから買いたくなる。サイトの作りもコンテンツもしっかりしているからだけじゃない、静かな情熱とおもしろさが伝わってくるから。