読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

OKサトウタナカ

その時々の興味あることを節操なく書き綴っていきます。

故・ケネディ大統領にはあった。小泉首相には、まだ、ない。

 都知事選が原発や五輪やら福祉やら話題がてんこ盛り。候補者もハチャメチャ、めちゃくちゃな様相を見せている。タッグを組んだ細川・小泉は両者とも元総理。原発ゼロをひたすら訴える戦略は、じわじわと効いてきているようだ。当選したら東京五輪も辞退してほしんだが。

 小泉がまだ首相だった2002年。米同時多発テロからちょうど1年(9月11日)の日経新聞朝刊に宝島社は全30段の広告を打った。コピーライターは、前田知巳。このところアベノミクスでようやく日本に漂う閉塞感を打破したかのように喧伝されているが、12年前と変わらない。むしろ悪くなっている。故・ケネディ大統領は、アポロ計画をぶち上げて、実際に月へ有人宇宙船を飛ばすことに成功した。小泉首相もこれに倣って、タイムマシン計画をぶち上げて国民に壮大な夢を与え、それにまい進させたらどうでしょうかという手紙形式の意見広告になっている。

 今回の原発ゼロ。「でも動かすんでしょ」と雰囲気が漂っているところに、この都知事選。もう夢は見られないとしても希望の道筋は見せてほしい。原発ゼロは、タイムマシンに取って代わるのに十分値する。この広告の〆は、“今世紀。日本はきっと「希望」と「滅亡」の、追いかけっこになる。”。希望は追いかけてきているのか。滅亡へ向かって一直線になっている気がする。